今のマンションは築年数は長いが、前の人が出たあとリフォームして売り出されていたもの。不動産のサイトによってはリノベーション物件と出ているところもあった。でも、そういう物件でも建物自体が古いこともあるのか、どこかの隙間からゴキブリは入ってくる。
半年ぐらい前、立て続けに洗面所でゴキブリに遭遇。それで、ドラッグストアでゴキブリ駆除剤を買ってきて洗面所やキッチンに設置した。効果は約半年というから、それぐらい経ったあとの日曜日にアラームを出すよう、Googleカレンダーに入れておいた。その日が今日。
ゴキブリ駆除剤は12個入りで、半年前に半分の6個を設置。
今日は古いのを捨て、残りの6個をそれぞれ同じ場所に設置する。ちなみにこの半年間、ゴキブリには遭遇していない。
Googleカレンダ-に登録してアラームを上げるようにしておくと、スマホからもアラームが上がるので忘れない。カレンダーを月表示で見れば、その月に入ったときには認識できる。しかも、クラウド経由でPC、タブレットとも共有できるし、スマホの機種変更をしたとしてもAndroidのなら同じカレンダーを維持できる。
それで、思いついたのが非常用(台風などで外に出るのが危ないときなど用)に1個だけ置いているカップ麺の賞味期限、非常持出袋の長期保存ができるボトルの水や乾パンその他の非常食の期限の登録。さっそく今日、やってしまう。気がついたらとっくに賞味期限切れなどということがないようにできるだろう。
午後は見ようと思っていた映画を見に行く。妙典のイオンシネマにも掛かっているが郊外のシネコンでは見る人が少ないのか、上映回数が減って自分の都合のいい時間にやっていない。それで都内へ行く。
その2階にあるTOHOシネマズ日本橋。
見たのは「シェイプ・オブ・ウォーター」。この映画館ではほぼ満席だった。
監督はギレルモ・デル・トロ。この監督の作品は11年前に「パンズ・ラビリンス」を見て、5年前には「パシフィック・リム」を見ている。
自分の年齢的なものか、アクション中心の映画はとっくに飽きて、心理描写に重点を置くような映画が好みになっている。「パンズ・ラビリンス」は強く印象に残ったが、「パシフィック・リム」はそんなに面白いとは思えなかった。
今回の「シェイプ・オブ・ウォーター」は「パシフィック・リム」より「パンズ・ラビリンス」の作風に近い。幼児期のトラウマで口がきけない女性と水棲ヒューマノイドが心を通わせ、やがて恋愛関係にまでなっていく話は見応えがあった。
といっても、別にメルヘンではない。時代設定が1960年代のアメリカとソビエト連邦が宇宙開発にしのぎを削っていた時期で、アメリカの軍人(諜報部員?)とソ連のスパイが関わってくることが物語に適度な緊張感を与えている。
ギレルモ・デル・トロはオタク監督という異名を取る、日本の特撮やアニメが大好きな人物。ヒロインが水棲ヒューマノイドに最初はゆで玉子をやって接触し、次に音楽を聴かせたら水棲ヒューマノイドが音楽を気に入ってしまう。ここの部分が音楽好きという設定だった「ウルトラQ」の海底原人ラゴンが入っている感じ。
「パンズ・ラビリンス」との共通点もやはりあった。
ひとつ実に冷酷なは敵役のキャラクター。
もうひとつは、ヒロインが最後に撃たれて死ぬが、別の世界で甦り幸せになるという展開。
こういう展開は監督の好みなのかもしれないが、だけど同じようなものより、違ったものを見せてほしかったという気持ちはある。
映画を見て、行徳まで帰ってきたら晩飯時。行徳駅近くのメイプルへ。
チーズハンバーグステーキ ライス付を食べる。
今週は天気が悪そうだ。明日からもう雨という予報が出ている。そして火曜、水曜あたりに冬の寒さが戻ってきて、水曜の春分の日が寒さの底になるようだ。
